明日の英検受験を控え、勉強もそこそこに(笑)、夕方から演奏会へ。今日の会場はミューザ川崎。川崎駅前徒歩3分とのことだが、川崎駅というだけでかなり遠く感じる。しかし実際は総武快速線で品川まですぐに出られるし(出発駅は新小岩)、実は川崎って東京都を越えた一つめの駅(蒲田の次)なので、案外時間がかからずに行ける。蒲田にはアプリコがあるのでわりとよく行っているわけだし。

ミューザ川崎の外観。駅からは高架の歩道が直通している。

ホール内部。安席なので、ステージ横上だった。
演奏曲は2つ。休憩前はラヴェルのピアノ協奏曲。賑やかに疾走する両端楽章に挟まれた第2楽章の叙情がたまらなく好きなのだが、今日の独奏リフシッツさんは弱奏の中に突然フォルテを紛れ込ませ強烈な刺激を与えてくる。挑戦的で面白い解釈だ。
メインはマーラーの交響曲第6番。指揮の飯森さんは曲を時間的に細かい単位で切り取り、その各部分を丹念に完結させながら90分を積み上げていくというユニークな試み。ラヴェルでもそうだったが、この方法は緩徐楽章で特に力を発揮するようで、マーラーでも第2楽章(今日はスケルツォが第3楽章として演奏された)が白眉だった。
6番名物のハンマーは餅つきの杵のような、柄が長く頭部も細長いもの。それを殆ど地面の高さに設置された台に頭上から打ち下ろすのだから迫力が凄く、音もまさに「運命の打撃」で、あんなのを浴びたら人生たまったものではない。また弦の配置が古典的で、Vnは対向、コントラバスは金管のさらに上、オケの最高所にずらりと並んだが、この配置が大当たりで、ベースの低音がオケ全体を心地よく締めていた。