ファイターズが1位で通過しましたね。まあプレーオフを勝ち上がれるかは分からないのですが、20年来のファイターズファンにとっては「1位」という響きにはどうも慣れないものがあります。
日本(特に北海道)は盛り上がっているんでしょうね。ちょうどこういう年に日本に居られないのが残念ではあります。マンチェスターから札幌に直行便が飛んでいたら、今すぐにでも行きたいのですが…。
今日は特に変わったことをしなかったので、だいぶ前になりますが、9月9日に行った"Proms Last Night"のことを思い出して書きたいと思います。
"Proms"とは、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで夏に行われる音楽祭です。2001年にロンドンに旅行した時は2回コンサートに行くチャンスを得ました。
約2ヶ月弱に渡って行われるプロムスが最も盛り上がるのは、何といっても"Last night"と呼ばれる最終夜です。この最終夜ももちろんアルバートホールで行われるのですが、同時にロンドン、マンチェスター、スウォンジー、グラスゴー、ベルファストの公園に設けられた野外ステージでも演奏会が行われます。前半はそれぞれの公園ごとに生演奏、後半はロンドンと生中継で結ばれます。

マンチェスターではヒートンパークというだだっ広い公園に大きな野外ステージが作られました。ほとんどの人が簡易椅子持参で来ています。何せ5時間に渡るイベントですから、準備は重要です。
最初はマンチェスター出身の歌手やバンドが出てきてライトナンバーを演奏しました。休憩の後、マンチェスターを本拠にするプロオケのBBCフィルハーモニックにより、イージーリスニング中心の演奏が行われました。もっとも、いきなり最初からショスタコーヴィチのスケルツォを始めたのには驚きましたが…

最後はロンドンからの中継に合わせて盛り上がります。もうほとんど総立ちで、英国の旗を振っている人も多くいます。写真には写っていませんが、イングランドの旗を振っている人も同じくらいいました。当たり前ですが、スウォンジーではウェールズ旗、グラスゴーではスコットランド旗が多かったようです。ベルファストは政治的に微妙な面もあり、ユニオンジャックが優勢でしたが。
最終夜の最終局面で演奏される曲はほぼ決まっていて、どれもイギリスの栄光を讃える歌詞が付いています。威風堂々第1番、ルール・ブリタニア、イェルサレム、蛍の光…といったところでしょうか。
これらに加えて、ベルファストからの中継で流された"Danny Boy"(「ロンドンデリーの歌」という名前の方が有名でしょうか)が心に残りました。2番まで歌詞がついていて、しかもそれが非常に物悲しい、死を想うものであることを初めて知りました。
マンチェスターでも、中継画面に合わせて皆で歌いました。近くの人と手をつないだり、肩を組んだり、一緒に踊ったり。
最終夜のアルバートホールのチケットは非常に入手困難と聞きます。この野外ステージは、案外穴場かもしれません。花火も見られましたしね。