kazunaマンチェスター反省記
東京で勤務する一研究者が、2006年9月から365日間、英国マンチェスターで生活しました。在英中のブログ(kazunaマンチェスター行状記)を受け継ぎ、英国の思い出や日本での生活を書き継ぎます。
29/10 Summer Time 終了
昨日、夜遅くにLiverpoolから帰ってきた疲れが出たのか、今朝は遅くまで寝てしまった…日曜だからいいものの、起きたらもう8時を過ぎていた…とぼんやり考えながらベットから起き出してきて、朝のテレビニュースを入れると、画面の時計が7時ちょっと過ぎになっています。
これを見てはじめて気付きました。今日はサマータイム終了の日―
今日の未明、午前1時にサマータイムが終了し、イギリスの時計は一時間戻ったのです。これまで日本との時差は8時間でしたが、今日から9時間となりました。

これってけっこう重要な生活上の変化だと思うのですが、テレビは全くこのことに触れていません。画面左下に表示されている時計を見てようやく分かるだけです。告知の必要が無いほど、みんな慣れているのでしょうか?

時間を戻したおかげで、朝は「8時になってようやく明るくなってきた」→「7時なのにもう明るくなってきた」というふうに感覚が変化し、ちょっと時間を得したような気になりました。
しかし夕方は、「18時になってようやく暗くなってきた」→「17時なのにもう暗くなってきた」という感覚変化になるので、時間が速く過ぎ去ってしまったような錯覚を抱きます。

マンチェスターの新聞では、このサマータイム制度について批判的な記事が出ていました。面白い記事なので、時間があれば翻訳したうえで紹介したいのですが(著作権がありますから、転載するわけにはいきませんが)、簡単に言うと、「(時間を1時間戻すことで)夕方の帰宅ラッシュの時間帯、周囲は暗いということになる。非常に危険だ。この制度はスコットランドにはいいかもしれないが、それならスコットランドだけでやっていればいいだろう」という、挑戦的な内容でした。
イングランド(とウェールズ?)とスコットランドはやはり違う国、違う文化なのだと改めて感じます。

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【2006/10/31 07:45】 | 生活 | トラックバック(0) | コメント(0) |
28/10 Liverpoolへ、演奏会を聴きに
 今週末はLiverpoolに行ってきました。お目当てはリヴァプールを本拠に活躍するプロオーケストラ”ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック”の演奏会です。
 演奏会が夜(19時30分)開始なので、演奏会を聴いたあとはホテルに泊まって日曜日にゆっくり観光でもしようかと思っていたのですが、あいにく地元サッカーチームのホームゲームの開催日と重なったためホテルが取れませんでした。仕方ないので、今朝早くリヴァプールに行き、観光を楽しんだ後、夜演奏会を聴いてその日のうちにマンチェスターに帰ることにしました。

 前回リヴァプールに行った時(9月17日の記事をご参照のこと)は電車で行ったのですが、今回は車で行きました。高速を使わなかったので、マンチェスターから片道2時間の旅です。
マージー川
リヴァプールと言えばマージー川の河畔に位置する工業都市です。英国ロックで昔流行った(らしい)マージービート発祥の地としても有名ですね。この写真は市街地に入る少し手前なので、川沿いにまだ建物がなく、静かな雰囲気になっています。
もっとも、はるか上流から川沿いに工場が立ち並んでいるので、川の水は非常に汚いのですが…
リヴァプール大聖堂
次にリヴァプール大聖堂に行きました。リヴァプールにはもう一つ大聖堂がありますが、そちらはカトリック、こちらはプロテスタント(イギリス国教会)の教会です。20世紀前半に建てられた、比較的新しい聖堂ですが、新ゴシック様式の荘厳な造りになっています。
リヴァプール大聖堂の上から
ここでは塔の上に登ってリヴァプールの景観を俯瞰することができました。マージー川とその両岸に並ぶ港湾の様子が見られます。
昔、産業革命の時期には、この港から新大陸への移民が数多く出発して行ったようですが、今は船の出入りも少なく、落ち着いた雰囲気です。それでも川に架かる橋が極端に少ない(海底トンネルは多いですが)のは、昔、船が頻繁に行き来した時の名残でしょうか。

Liverpool Philharmonic Hall
演奏会はリヴァプールフィルの本拠地”Philharmonic Hall”で行われました。指揮は主にアメリカで活躍する女性指揮者のJ.ファレッタで、メインプログラムはベルリオーズの幻想交響曲。
指揮は特に奇抜な解釈は無いものの、テンポ設定やパートバランスは驚くほど巧みで、完璧な解釈を聴かせてくれました。
オーケストラで特筆すべきは木管。特にクラリネットは、4楽章での断頭台の情景や、5楽章での変わり果てた恋人の姿のシーンで過大なほどの感情移入を見せ、客席からざわめきが起きるほどでした。今まで実演、CDで何種類もの幻想交響曲を聴いてきましたが、今回のが間違いなく印象度No.1です。(ちなみにNo.2は数年前にインバル指揮の都響で聴いたやつです)

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【2006/10/29 20:41】 | 日帰り旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) |
26/10 祝・北海道日本ハム
今日はマンチェスターのことではなく、日本のプロ野球ネタです。

 イギリスにいても、インターネットがあれば日本の情報がリアルタイムで手に入ります。今週は仕事をしながら、Yahoo! Japanで日本シリーズの様子を逐一チェックしていました。
 日本シリーズは北海道日本ハムファイターズが優勝しました。ファイターズは以前は東京(後楽園球場→東京ドーム)に本拠を置いていましたから、東京出身の私は地元チームということでファンになりました。1985年にファンクラブ(少年を対象とした“ジュニアファイターズクラブ”という名前だったと覚えています)に入り、それ以降(ファンクラブは年によって入ったり入らなかったりしていますが)ずっと応援し続けていました。
 北海道に移転してからも、私の母親が北海道生まれということもあり、北海道には親近感を持っていたため、相変わらず応援していました。地元での試合(東京ドーム、千葉マリン、西武ドームに加え、鎌ケ谷での二軍戦)に足を運ぶほか、札幌ドームにも何回か行きました。
 北海道移転が決定した年、まだ縦縞の地味なユニフォームだった頃、札幌ドームで数試合開催されました。私は(今は亡き)大阪近鉄バファローズとの試合を見に行きましたが、内外野ともに(平日とは言え)観客席がやけに閑散としていたのを覚えています。
 それから次第に北海道の人たちもファイターズに親近感を覚えてくれだしたようで、今年は(やはり平日の試合を見に行ったのですが)外野席は満員、熱のこもった応援が繰り広げられていました。

 今年のはじめに発行されたファンガイドブックでは、(日本に残して決まったため記憶が曖昧なのですが)球団社長かオーナーの方が巻頭挨拶で「札幌の大通公園で優勝パレードをやりたい」と書いていました。開幕前、それを目にした私は「やりたいのは分かるけど、去年はBクラスだし、プレーオフに出られれば上等だろう…」と思ったのですが、今になって自分の見る目の無さを恥じるばかりです。
 今年は幸運にも、ダルビッシュや八木の投げる試合を生で見ることができました。両投手とも、ピンチになると多少挙動不審になったり、決してパーフェクトに完成した投手ではないのですが、それでも最終的にはふてぶてしいまでの自信を発揮し、頼もしいマウンド度胸で相手打者を抑えてくれました。
 彼らが降板した後に出てくる中継ぎ、抑え投手の果たした役割も見逃せません。個人的には、今シーズンの快進撃の原動力は中継ぎ投手陣だと思っています。中盤までにリードしていれば後は安心して試合を見られましたし、中盤までにリードを許していても「後は中継ぎが0点に抑えてくれるから、9回までに点を取れば(逆転勝利に)間に合う」と楽観的に考えることができました。(逆に、ソフトバンクや西武、中日は抑え投手はいてもそこまで繋ぐ中継ぎが比較的手薄だったために、勝ち切れなかったのでは?という気もしています。)
 攻撃面では、これまでパッとしなかった田中賢が飛躍してくれたのが収穫でした。大型ルーキーとして入団した頃は長距離打者としての成長を期待していたのですが、その期待はすっかり外れ、小技を華麗にこなし、守備も安定した巧打者として日本一に貢献してくれました。あとは(いろいろと事情があったにせよ)メジャーを断念してファイターズを選んでくれた稲葉の貢献も大きかったでしょう。
 少し残念なのは、ファイターズを最後まで愛してくれたパナマのオバンドーが日本一の輪の中にいないことと、田中幸雄が復調できないままシーズンを終えたことです。田中幸には来シーズンの2000本安打達成を期待しています。(今年は彼がサヨナラ打を打った試合を札幌で見ることができました。まだまだ衰えるには早いはずです。)
鎌ケ谷での二軍戦

(↑鎌ケ谷での2軍の試合の様子です。今年は2軍は最下位でしたが、個々人の力はあると思うので、将来の飛躍が楽しみです。)

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【2006/10/27 08:17】 | 考えたこと | トラックバック(0) | コメント(0) |
22/10 湖水地方ドライヴ(続き)
昨日に引き続き、湖水地方を車で回りました。

Castlerigg Stone Circle
まずはKeswickという街のはずれにあるCastlerigg Stone Circleへ。環状列石の遺跡ですが、作られた正確な年代やその用途など依然としてわかっていません。イギリスの列石遺跡と言えばストーンヘンジが有名ですが、実は各地にこのような遺跡が散らばっています。
この遺跡はやや小高い丘の頂上にあり、周囲は森林でなく牧草地なので視界を遮るものは何もありません。何らかの祭祀か、もしくは集会に使用されていたのでは?と推測されているようです。(しかし昔から周囲は牧草地だったのか?という疑問はあります。少なくとも紀元前あたりまでは森林だったのでは…?)

急な川
少し山を登ると流れの激しい川がありました。山々から湧き出たこのような急流が湖に注ぎ込み、やがて海に至る…という水の流れを、ここ湖水地方では体感することができます。

スレート採掘場
さらに山を登ると、スレート石材の採掘場がありました。まだ現役で稼動しているようで、加工場はビジターセンターになっており、スレートで作った小物やチェスセットなどを販売していました。

湖畔沿いの道路
道を走っていると次々に湖が出てきます。主要幹線道路を外れて、細い小道へと入り込み、湖のすぐそばまで接近しました。
道幅が細く、対向車とすれ違うのがやっとですが、こちらの人は(特に田舎では)よく道を譲ってくれます。お互い、少しずつ減速し、すれ違うときには笑顔で会釈。皆、このような道には慣れているのでしょう。

羊
「羊の数が人口より多い」と形容されているのはニュージーランドだったかアイルランドだったか…とにかく、ここイングランドの湖水地方にも、羊はたくさんいます。石垣で囲われた牧草地で飼われているのが一般的ですが、時たま柵の無い岩場に放し飼いにされているのもいます。道路にも出てきたりするので、徐行が欠かせません。

Grange over Sands
湖から出た水はやがて海へ辿り着きます。我々もマンチェスターへ帰る前にちょっと海に寄ってみました。しかし陸地から海までの間には広大な湿地・砂洲が広がっているので、海辺には近づけませんでしたが…。

以上、1泊2日のドライヴで湖水地方を密度濃く回ることが出来ました。この地域は電車やバスもそこそこあるのですが、どこに行っても素晴らしい景色に出会えるので、自由の利く車で行くのがやはりお薦めです。今回、回りきれなかったところもあるので、今回の滞在中にまた来たい場所です。

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【2006/10/26 22:59】 | 旅行(1泊以上) | トラックバック(0) | コメント(0) |
21/10 湖水地方ドライヴ
 今回の週末は1泊2日で湖水地方にドライヴしてきました。
 湖水地方とは、マンチェスターから北に行き、スコットランドに突入する少し手前の地域に広がる山間部の一帯のことで、「湖水地方国立公園」として自然が保護され、英国のアウトドア系観光資源として有名な(有名にするべく英国政府観光庁ががんばっている)エリアです。名前の通り湖が無数に存在し、ドライブやハイキングが楽しめるほか、文化的にはワーズワース(英国を代表するロマン派詩人)やビアトリクス・ポター(『ピーター・ラビット』の作者)が活躍した舞台として、彼らの生家や博物館を巡ることができます。
 電車やバスで行くこともできるのですが、今回は湖水地方の概略をつかむため、なるべく色々な場所を巡りたかったので、自由の利く自家用車で行くことにしました。
非常に風物の美しい地域ですから、今日と明日の記事には写真を多めに載せようと思います。

Lake Road
こんな道を走りました。この道は中央に線がひいてある2車線道路なので、この地域では非常に走りやすい部類に入ります。
道路と牧草地の境界を区切る背の低い石垣は、ブリテン島、アイルランド島に特徴的な景観ですね。

湖畔の石積み
湖畔の石積みアーチ。昔、船を引き入れたりしていた建屋の名残り?ここに限らず、石積みの建物が多く見られ、集落に独特の景観を与えています。

蒸気機関車
英国随一の観光エリアなので、蒸気機関車も走っています。実際には乗りませんでしたが、中は満員でした。
ここのような風光明媚な田舎の風景の中を線路(もちろん単線!)が縫っているのは素晴らしい光景です。例え汽車がなくても…。(あったらあったで面白いですが)

お昼ごはん
昼食は小さな町の目立たないカフェで。特に変わったメニューではないですが、かなり美味しかったです。食卓(テーブル)がこの地方名産のスレート石材でできていました。

輝く湖水
午後の陽光が湖面に反射しています。車で回っていたので、このようにちょっといい景色を見つけたらすぐに車を停めて撮影していました。人気の無いところにもどんどん行けるので非常に便利。

Bed & Breakfast at Penlyth
夜はPenlythという街の少し郊外にあるB&Bに泊まりました。なんと今日がオープン20周年の記念すべき日だったそうです。部屋からは広大な牧草地が見渡せる絶好のロケーションでした。

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【2006/10/26 16:07】 | 旅行(1泊以上) | トラックバック(0) | コメント(0) |
20/10 学食
 昨日に引き続き昼食ネタです。

学食でのランチ
今日の昼食は大学の学食(学生食堂)で食べました。フィッシュ&チップス、生野菜サラダ、コーヒー。これでおよそ£4(≒900円)。学食であることを考えればかなり割高ですが、イギリスの外食基準で考えると安い部類です。
昼ごはんにしては脂っこいし、量も多いです。味はまあまあ。イギリス料理は不味いとよく言われますが、そこまで不味くはないですよ。

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【2006/10/21 03:54】 | 生活 | トラックバック(0) | コメント(2) |
19/10 中華料理ビュッフェ
今日はこのブログで初めて食事のことを書きます。
Oriental Buffet
お昼、大学から徒歩7分ほどの中華料理ビュッフェに行きました。いわゆる食べ放題で、£5(≒1100円)で中華料理が食べ放題です。
日本の感覚で(円に換算して)考えてしまうと決して割安ではないのですが、マンチェスターの感覚では安いほうです。味もまあまあ、中華料理にしては過度に油っこくなく、悪くない店でした。
ちょうどお昼時(12時)に行ったのですが、店内はわりと空いていました。やはりイギリス人にとっても£5は安くないのか、そもそも中華料理が人気が無いのか…? あるいはマンチェスターは大都市とは言え、東京より人口密度は低いですから、お昼時の人気店でも満席にならないのかもしれません。
食べ放題ですから久々に腹8分目以上に食べました。元は取れたと思います。
フルーツ
もちろん最後はフルーツとケーキとアイスで締め。

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【2006/10/20 08:04】 | 生活 | トラックバック(0) | コメント(0) |
15/10 Hertfordshire, Buckinghamshireドライヴ
↑タイトルの英語はどちらも地名です。行政区画の単位ごとに付けられている名称で、道路地図なんかはこの区画ごとに1冊ずつになっています。日本で言う都道府県に近いかも。
せっかく車でロンドンの近くまでやって来たので、今日は一日ドライブして観光することにしました。

白鳥のいるResevoir
まず、Lutonから車で40分ほど行ったところにある貯水池に来てみました。もともと池があったのか、一から人工的に作り出したのかは分かりませんが、少なくとも今は人工的に管理されている貯水池です。
貯水池は英語でResevoirと言います。マンチェスターにも巨大なResevoirがあり、水道会社が管理しているところから推測するに、上水道用水として使っているのでしょう。しかしこのLuton郊外のResevoirが同じように上水道用水として使われているかは分かりませんでした。水鳥が生息し、芦が生い茂っているところから考えると、どうも今は使われていないのではないかという気もします。
入場は無料ですが、駐車場は約300円(1日有効)です。このお金が貯水池維持に使われているのかもしれません。来ていたのは、釣り人、犬の散歩をする人、バードウォッチングの団体などでした。

水の多い運河
運河はどうやらマンチェスターに特別多いわけではなく、イギリスのどこにでもあるようです。このResevoirのすぐ隣にも運河が流れていました。水量が多いので、一部歩道まで水が溢れていました。


エイルズベリ鉄道駅
次に向かったのは、ここらへんの行政の中心地、エイルズベリという街です。まず鉄道駅に行ってみました。ロンドンとの直通電車の宣伝が大きく掲示されており、ロンドンの日帰り圏内であることを強く感じさせます。そのためか、イギリスにしては珍しく自動改札でした。ロンドンでは既に自動改札が主流ですが、このような地方都市の駅ではまだまだ普及していません。

エイルズベリのショッピングセンター
街中にはわりと大きいショッピングセンターがありました。しかし日曜のお昼にしては人口密度が低いような…。みんなロンドンに行ってしまっているのでしょうか?(日曜なので教会という選択肢もあるかも)

エイルズベリを出て、午後はStowe Landscape Garden(ストウ景観公園)へ行きました。
Stowe School
これこそ昔の貴族or豪族の屋敷跡地でしょう。広大な屋敷は、今は学校として転用されています。この屋敷のほかにも、オベリスクや四阿が敷地の各所に点在しており、貴族趣味を感じさせます。ゴシック様式を模した教会堂や、コリント式の門があったり。

Stowe Landscape Garden
”Landscape Garden”を名乗るだけあって景観も素晴らしいものがありました。庭園自体は幾何学的構図を重要視したフランス式の趣きなのですが、ところどころに英国式の(擬似)自然景観が配され、散策の楽しみを保証しています。英国の牧草地は(英国に限らないことですが)森林を切り拓いて人工的に作り出したものなので、庭園の内部に人工的に再現することが比較的容易なのかもしれません。
芝地、川、川に架かる橋、川面に傾く木と、ほんのわずかの森林−英国の田園風景を構成する部品がしっかりと揃えられています。あとは動物とそれを管理する農夫がいて、地形に多少の起伏があれば完璧なのでしょう。
一歩敷地の外に出ればいくらでも広がっている田園風景を、自分の邸宅の庭にわざわざ再現するのは何故なのでしょうか。自分好みの景観を作り出し、いつでもその中に身を置いて楽しみたいのでしょうか。

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【2006/10/19 17:46】 | 旅行(1泊以上) | トラックバック(0) | コメント(0) |
14/10 車の点検、ロンドンへ
朝5時半に家を出て、車を飛ばしてロンドンまで行って来ました。

車についてはこのブログでも何回か書いている通り、1993年登録の古〜い中古のルノーを買いました。相当古く、10万km以上走っているため、性能に関して非常に不安です。実際に走ってみて、車に関して素人の私が気付くような自覚症状は出ていませんが、いつ壊れるか分からないのも不安なので、1回フル点検を受けることにしました。
しかしせっかく点検を受けても、車の知識は日本語でもほとんど持ち合わせていないので、英語で色々と説明されても理解できない可能性が非常に高いと思われました。そこで日本語の通じる業者を探したのですが、マンチェスターの近くでは見つからず、はるばるロンドンまで出向いた…というわけです。

マンチェスターから高速道路に乗り、一路南へと向かいました。途中、バーミンガムやストークオントレント等の都市を通過していきます。
サービスエリア
イギリスの高速にも、もちろん日本と同じようなサービスエリアがあります。トイレはもちろんのこと、カフェやレストラン、ガソリンスタンド(割高)など、日本と同様の施設が揃っています。ただし日本と違う点も幾つかあり、
〔1〕交通情報が少ない
  日本に比べて渋滞の頻度が少ないせいでしょうか。
  でも道路工事はそこら中で行われているので、
  やっぱり情報は必要だと思うのですが…
  (工事区間は減速通行)
〔2〕なぜか家庭用品をセールしている
  調理器具とか食器類とか。
  しかも、幾つものサービスエリアで。
〔3〕地域の名産品が置いていない
  東関道を走る時、銚子の濡れ煎餅を買うのが楽しみなのですが。
  そもそもイギリスにはあまり地域ごとの名産品が無いような気もします。
  農家特製ジャム(ママレードでも可)と言っても、地域ごとに
  違いがあるわけではないですし。スコットランドや
  ウェールズまで行けば話しは別ですが。

マンチェスターからずっと高速を飛ばして、3時間半でロンドンへ着きました。車はガレージに預け、電車でロンドン市内へ観光に向かいました。

私がイギリスで開設した銀行口座は、イギリス中約200の観光施設で入場料が割引になるカードが付いてきました。今回はその中の一つ、Tower Bridgeに行って来ました。
タワーブリッジはテムズ川に掛かる跳ね上がり橋です。橋の真ん中が2つに割れて跳ね上がり、背丈の高い船を通す構造です。と、言葉で説明しても分かりづらいので、仕組みについてはWikipediaのリンクをご参照下さい。
Tower Bridge
これです。どこかで写真を目にされた方も多いのではないかと。ロンドンの貴重な観光資源ですし。
橋は2重構造になっていて、もちろんメインは下の方です。今は非常に交通量の多い車道になっています。
しかし、橋が跳ね上がっている間は下の道はもちろん通れません。そこで、跳ね上がっている間も渡れるように、上に歩行者専用道を架けたそうです。しかしめったに使われることが無かったため廃止され、今は博物館となっています。多分、長い階段を登ってわざわざ渡るよりは、別の橋を使うか、船が通り終わるまでじっと待っていたのでしょう。
Thames
今は博物館として保存されているので、(旧)歩行者専用道にも行くことができます。テムズ川の上から川を眺められる数少ないポイントです。
上に登ってみると、改めてその大きさを実感します。昔は海運の中心だったわけですから、川幅が広いのも当然なのかもしれませんが。ちなみにこの橋は今も開閉しているそうで、今日は夜遅くに2回開閉する予定なのだそうです。こんなに交通量の多い橋なのに、苦情は出ないのでしょうか?バスも通っているのに…

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【2006/10/17 07:03】 | 旅行(1泊以上) | トラックバック(0) | コメント(0) |
12/10 イギリス英語のこと
イギリスに来る前、イギリスはイギリス英語の国で、日本人が教育を受けているアメリカ英語とは発音が違うから注意せねば!と意気込んでいました。
実際来てみて…確かに発音が異なる箇所はあります。例えば"either"は「アイザー」です。「イーザ」ではありません。"tomato"はアメリカ式発音では「トゥメイツゥー」と大変なことになっていますが、イギリス式では「トォマァトゥ」と日本語に近い感じです。
それでも"Monday"を「マンダイ」と言う人はごく限られています。アメリカ式と同じ「マンデー」が大半です。前述の"either"にしても全員が「アイザー」と発音しているわけではなく、「イーザ」と言っている人も珍しくはありません。
どちらかと言えば、アイルランド人の英語の方がよほど聞き取りづらかったです。母音が口腔の奥に篭るように発音されるので、aだかoだか、あるいはaoとかoaとかの二重母音だか全く分からないのです。

スペリングについては、これはアメリカ英語と全く異なります。例えば…
Vision Centre
これはうちの大学のヴィジョンセンターという建物なのですが、綴りが"Centre"となっています。これを"Center"と書く人はまずマンチェスターにはいないでしょう。
仕事柄、繊維(ファイバー)を扱っているのですが、"fiber"とは書きません。もちろん、"fibre"です。
「プログラム」を"programme"と綴るのは想定の範囲内だったのですが、「システム」を"systemme"と書くのには驚きました(さすがにこれは全員ではないですが…)

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【2006/10/13 06:41】 | 英語 | トラックバック(0) | コメント(0) |
09/10 空港へお出迎え
今日は大学での仕事を早めに切り上げ、マンチェスター空港へ行って来ました。車で行ったのですが、さすがに空港周辺は表示がたくさんあり、迷わずに辿り着けました。もっとも駐車料金は2時間で1000円強と、なかなかに高かったのですが…
マンチェスター空港第3ターミナル
マンチェスター空港はそこそこ大きい空港なので、ターミナルが3つに分かれています。この写真は第3ターミナルです。別にBritish Airways(英国航空)専用ではないのですが、でかでかと看板が出ています。さすがイギリスのフラッグキャリア。

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【2006/10/12 07:23】 | 生活 | トラックバック(0) | コメント(0) |
08/10 煉瓦の高架橋
せっかくの晴れた日曜なので、今日は車じゃなくて自転車でお出かけ、サイクリングに行きました。(研究が進まないのはもう開き直ってます)
マンチェスターから南東の方角へ30分ほど自転車を漕ぐと、ストックポートという隣街に辿りつきます。マンチェスターに比べれば、もちろん小さな街なのですが、大きなバスターミナルやショッピングセンターもあり、なかなかに賑わっているところです。
そのストックポートの裏道を漕いでいくと、Woodbank Memorial Parkという広い公園に出ました。
Woodbank Memorial Park
ここは19世紀にストックポートを地盤に活躍した資産家の邸宅があった敷地だそうで、その邸宅も一部は現存しています。イギリスにはこのように、昔の大豪邸の広い庭園が公共に寄贈されて公園になった土地が多く見られます。
ここの緑地は川に沿って自然が残されています。上の写真の右側にその川が流れていて、周囲が原生林になっています。非常にアップダウンの多い公園で、自転車で動くのには骨が折れました。(下り坂は楽なのですが)

公園を出て、さらに郊外の方へ向かうと、自然保護地域(Nature Reserve)がありました。未舗装の道を頑張って漕いでいると…
高架線路
こんな巨大な高架橋に出会いました。これは鉄道の線路の高架橋で、もちろん現役で稼動しています。
ここの自然保護地域に入る手前に住宅街があり、この線路の駅もあったのですが、そこでは住宅街が高台にあったため、線路は谷間を走っていました。
線路の標高をなるべく一定にして作った結果、自然保護地域のように標高が低いところでは線路は高架になり、住宅街のように高台のところでは線路は谷間になったものと思われます。
マンチェスターの名産である赤レンガが存分に使われています。非常に巨大な設計に圧倒されました。

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【2006/10/12 07:15】 | 日帰り旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) |
07/10 Platt Fields Park
昨日書いた通り、そろそろ研究に本腰を入れないといけないので、今日は一日家にこもって研究してました!

…ってことになると、せっかくの土日なのに勿体無いし、何よりここに書くネタも無くなってしまうので、研究に疲れた昼下がり、ちょっと公園に出かけてみました。
Platts Field Park
行ったのは家から自転車で15分ほどのところにあるPlatt Field Parkという公園です。手付かずの自然を残しているような公園ではなく、都市の中に芝生で造成したタイプの公園です。
日本でのそのような公園(自分の地元の東京東部で言うと、錦糸公園とか猿江恩賜公園とかが比較対象でしょうか)に比べ、より自然に近い雰囲気ではあります。面積が広く、街の喧騒からより遠ざかることができるというのもありますし、何より動物がたくさんいるのです。
duck
水鳥!(と鳩)
squirrel
りす!!(そっぽ向いてますが)

他にも昆虫や鳥はほんとに多くの種類がいます。散歩していて決して飽きません。
なんで東京の公園は動物がいないんでしょうね。やはり自然の森林から距離がありすぎるとそうなるのでしょうか。マンチェスターは車で(どの方向でも)20分も走ればすぐ牧草地ですからね。
でも大都市ロンドンの公園にもリスはいるんですよね。誰かが餌付けしていれば居付くんでしょうか…?

と書いていると、17時半になりました。今日はこれから飲み会に行ってきます。
…結局、研究は全然進まないんですね。いやはや。

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【2006/10/08 00:38】 | 生活 | トラックバック(0) | コメント(2) |
06/10 ネットで音楽
今週は結局毎日雨でした。
今日は途中まで晴れていたのに、マンチェスターの雨はいつも突然降り出します。でも土砂降りにもかかわらず、ちょっと遠くの空を見ると決まって晴れ間が覗いています。少し経つと、その晴れていた空間が自分の頭上にやってきて、雨が止みます。
もうこの変わりやすい天気にもだんだん馴れてきました。リュックの中には常に雨合羽を常備しています。
自転車スタンド
大学には自転車で通っています。
自転車置き場ももちろん完備。このようなスタンドに自転車を立て掛け、鍵を通して、自転車が持って行かれないようにしています。こうでもしないと、泥棒がトラックでやって来て自転車ごと持ち去ってしまうのでしょう。

マンチェスターはイギリスの街にしては坂道が少なく、自転車で動きやすい街です。さすがに中心部は車通りが激しいので大変ですが、車道の幅が広いので、さほど危険は感じません。
今日は雨にもかかわらず、帰り道の途中でパソコンショップに寄り道し、ノートパソコンにつなげるスピーカーを買ってきました。
最近はインターネットで音楽が聴けるんですね。今利用してるのは下の2つです。

○ナクソス・ミュージックライブラリ
   → http://ml.naxos.jp/
月額1890円でほとんどのクラシック曲を聴けます。現在、アマチュアオーケストラに所属している奏者を対象にキャンペーン中で、お試し期間ということで無料で試聴できています。
曲の保存はできないので、MP3プレイヤーに入れて外で聴くといった応用はできませんが、家で世界の珍曲を聴きまくるには最高のサービスです。

○e music
   → http://www.emusic.com/
こちらはナクソスと違って保存が出来るタイプです。料金プランは色々ありますが、一番手軽なのは9£で40曲ダウンロードできるプランでしょう。しかし40曲と言っても、クラシックの場合、楽章ごとに1曲とカウントされてしまうので、通常の交響曲なら4曲分、メシアンのトゥーランガリラ交響曲なんかは全10楽章あるので10曲分も消費してしまうのは非常に痛いです。
とは言え、1回ダウンロードして保存するとあとは自分の好きなように聴き放題なわけですから、自由度は高いかもしれませんね。

…というわけで、ここ数日は音楽にはまっておりました。おかげで仕事が進んでません。うーん困った。

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【2006/10/07 06:56】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) |
04/10 夕方、買い物へ
今週はずっと雨がちです。今頃日本も秋の長雨でしょうか。イギリスも日本と同じ島国ですから、案外こういうところで気候は似ているのかもしれません。

自動車はなるべく毎日動かしてやった方が長持ちする、とどこかのサイトで読んだので、今日は大学から帰ってから車で出かけてみました。
目的地は20分ほど郊外へ出たところにあるショッピングセンターです。なんかこのブログに2回ほど「ショッピングセンターへ行った」という記事を書いた気がしますが、やはりイギリスはその手の施設が多いのです。マンチェスターの中心部を囲むように、少し郊外の地域にいくつも似たようなショッピングセンターがあります。
Snipe Retail Park
前に載せたショッピングセンターの写真と酷似しています。どこも作りは同じようです。もちろん店はこの写真に写っているだけではありません。ずらーーっと10店舗くらい並んでおり、当然ただっ広い駐車場も完備されています。
もっとも、ショッピングセンターごとにも特色があるようで、今日行ったここはなぜかやたらと電気関係の店が多かったです。あと家具店と。洋服や日用品を売る店は1軒しかありませんでした。
せっかく電化製品を選べる機会だったので、今日はトースターを買って帰りました。

(余談)そのトースターでさっそく夕食にトーストを焼いてみたところ、フラットの煙探知機が作動してブザーが鳴り始めました。いやー焦った。トースト自体はおいしく焼き上がったので、まあ問題ないです。たぶん。

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【2006/10/04 23:33】 | 生活 | トラックバック(0) | コメント(0) |
03/10 珍しく、仕事のこと
普段、このブログにあまり仕事のことを書かないで、遊びに行ったり演奏会を聴きに行ったりした話ばかりなので、マンチェスターで自由に遊べるとは何て羨ましい環境なんだ!とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、平日はちゃんと9時−17時で仕事しているのです。たまにはそのこともアピールしないといけないので、今日は珍しく仕事のことを少し書きます。
(要は他に書くことが無かった…というのは秘密)

1年間という時限設定の中で、1つの研究テーマについて論文の一報でも書いてやろうという目標のもと、日々研究活動に励んでいます。開始1ヶ月にして、今週はやっとデータがぼちぼち出始めてきました。
大学構内で実験をしているのですが、あまり夜遅くなると締め出されてしまうので、毎日の実働時間はそんなに長くありません。その中でできるだけデータを出すようにしています。それをまとめる作業は自宅でゆっくりやってもいいわけですから、大学にいる時間を有効活用しないといけません。

実験の種類によって、当然幾つかの実験室を使い分けているのですが、それぞれの実験室には担当技官が常駐しています。機器の使い方や実験の進め方を丁寧に教えてくれます。
しかし、彼らは概して早く帰りたがります。時間中に休憩を頻繁に取りたがるのは全く構わないのですが、早く帰りたがるのは困り者です。彼らが帰ってしまうと実験室が施錠され、使えなくなってしまうからです。
そういう事情もあり、昼間実験室が使える時間帯はなるべく実験を進めないといけないのです。

Paper Science Building
これがその問題の建物です。この脇に5階建てのビルが建っていて、普段はそちらで作業しています。

さて、ではこれからデータのまとめ・解析作業に入ります…

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【2006/10/03 19:20】 | 仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) |
02/10 車のこと
今日は朝大学に行き、仕事が終わってから夕方街に買い物に行き、自宅に戻って夕食を食べてシャワーを浴びて…という典型的な一日を過ごしました。
したがって特記事項も無いので、先週末に購入した車のことを書きます。

ルノー

メーカーはルノー、1390ccのハッチバックです。
イギリスはマニュアル車全盛で、オートマを買うとなるとそれだけで選択肢がかなり絞られます。個人的にできるだけコンパクトで排気量の小さい車が良かったので、ほとんど一択でした。
1993年式で、既に12万キロ走っています。車検は通ったばかりですが、イギリスの車検は日本と違ってバッチリ点検するわけではなく、基礎的な項目をチェックするだけのもので8000円程度で終わってしまいます。
実際かなり古いので、価格も安めでした。それだけに故障が不安です。なんとか1年間走り続けてくれればと願っているのですが。

一応試乗して買ったのですが、実際に長時間運転してみるといろいろと不満が出てくるものです。ステアリングが甘い、ブレーキの効きが不自然、車体が妙に揺れる…など。
それでも、壊れさえしなければいいのです、とにかく。今まで車の技術的なことはほとんど知らずにいたのですが、勉強して自分なりにメンテしないといけないような気がします。

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【2006/10/02 22:53】 | 生活 | トラックバック(0) | コメント(0) |
01/10 大型ショッピングモールに行く
昨日の記事ではマーラーに夢中になったため触れませんでしたが、昨日ついに中古車を買いました。
有り得る選択肢の中で一番安い車を選んだため、故障が不安です。一応30日間の保証が付いているため、今のうちに問題点を抽出しておこうということで、昨日も少し遠出したのですが、今日も乗り回すことにしました。

Trafford Centre
で、家から30分ほどのところにあるショッピングモールに行ってきました。東京だと「ららぽーと」なんかが近いでしょうか。まああれは千葉ですが。
この通路なんかもそっくりでしょう。両脇にお店が並んでいて、通路には人が溢れています。敷地面積を広く取ったぶん、高さは2階建てに抑え、陽光が最大限入るようにした建築デザインは、ぶらぶら歩くのに素敵な空間を作りだしています。

外見から相当広いだろうと思ったのですが、結局3時間程度で全部見終わりました。そこまで広くはありません。
駐車場は1万台ぶんあるそうで、正午に着いたときには余裕で開いていたのですが、夕方帰る時には通路にまで車がはみ出るくらい満車でした。

フードコート
フードコートを上から撮った写真です。1階はマクドナルドやケンタッキーなどのファストフード系、2階はもうちょっとちゃんとしたレストラン系が並んでいました。
1階の中に中華風のテイクアウェイレストランがあり、「京都排骨」と漢字で書かれたメニューがあったのでそれを注文してみました。何かの肉に、酢豚風ソースが乗っかっている丼ものでした。
こちらに来て、細長くない日本風のお米を食べたのはこれが初めてでした。4.9£、約1000円也。

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【2006/10/01 23:09】 | 日帰り旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) |
30/09 またも演奏会
木曜日に演奏会を聴きに行ったばかりですか、またしても行って来ました。前回はハレ管弦楽団でしたが、今日はマンチェスターを本拠にするもう一つのプロオーケストラであるBBCフィルです。

Bridgewater Hall
木曜に行ったのと同じ、Bridgewater Hallに聴きに行きました。ほぼクラシック音楽専用ホールで、10年前に出来た、わりと新しいホールです。中も、イギリスの建物にしては清潔です。トイレとか。

背後の席
今日の席からの視点です。安チケットなので、オーケストラの背後から聴く席です。
とは言え、音響的にもさほど偏ってはおらず、視覚的には指揮者の表情や奏者の仕草がよく見えるので、案外穴場ではないでしょうか。
(ちなみにこの席で約2000円です。正面のいい席だと6000円くらいです。そこまで安くはないですね。)

曲目は、木曜日に続きまたもマーラーでした。今日は交響曲第10番です。
マーラーは交響曲を第9番(+番号無しが1曲)まで書き、10番は中途半端にしか完成させずにこの世を去りました。その10番を演奏できる形に補筆完成させたのがD.クックという人です。今日、プログラム(ヨーロッパでは有料です。ちなみに今日のは2£)で読んで初めて知ったのですが、クックが補筆作業に取り組む決意をしたきっかけがBBCとのインタヴューだったのですね。
クック以後、何人もの人が独自の補筆版を作っていますが、そういう縁もあって今日はクック版での演奏となったようです。

BBCフィルの演奏は、木曜のハレ管とは全く違うものでした。アンサンブルが非常に正確で、なかなか壊れません。第10番は表情がころころ変わる曲で、死への諦念から自分の人生を寂しく振り返ったと思えば、いきなり躁的な行進曲が始まり、生き返ったかと思いきや、突如闇が全地を覆う、という壊れどころ満載な曲なのですが、節度を保ったまま音楽が進行します。指揮者が唸りながら煽っているにもかかわらず冷静なオケです。
と言っても迫力不足だったわけではなく、ところどころに隠されている聴かせ所は押さえていたので、最終的に不満は残りませんでした。

それにしても、ここまでカラーの違うオケが共存しているのは面白い状況です。東京には10前後のプロオケがいるにも関わらず、(レベルの上下はあるとは言え)ここまでカラーが極端に異なる組み合わせは無いように思えます。
今後、ロイヤル・リヴァプール・フィルやバーミンガム市交響楽団など聴き比べてみたいものです。

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【2006/10/01 22:52】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) |
プロフィール

Author:kazuna
東京都葛飾区に住み、北区王子へ通勤する技術系会社員。
趣味はオーケストラ、外国語勉強、将棋、野球を観に行くこと、サッカーをTVで見ること、外国で挙動不審な散歩。

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