kazunaマンチェスター反省記
東京で勤務する一研究者が、2006年9月から365日間、英国マンチェスターで生活しました。在英中のブログ(kazunaマンチェスター行状記)を受け継ぎ、英国の思い出や日本での生活を書き継ぎます。
24/02 Shropshireその1
先週の土日はShropshireという県をドライブしてきました。マンチェスターから南へ2時間ほど。西はウェールズと国境を接しており、古くからウェールズとイングランドの抗争の舞台となったため、城塞などの遺跡が数多く残っています。
かなり見所が多かったので、記事を2回に分けてご紹介します。まずは土曜日に巡った場所から。

4234MortonCorbetCastle
Morton Corbet Castleという、お城の廃墟です。もっとも城と言うよりは、貴族の邸宅として使われていた時期が長いようですが。
ちなみに、もう朽ち果てて廃墟になってはいますが、"English Heritage"という団体によって保存・管理が行われています。

4289IronBridge
こちらは産業革命期の名残り、その名も"Iron Bridge"です。この一帯には、工業関係の博物館が多数置かれており、それらを回るだけでもすぐに土日が終わってしまいそうなボリュームだったので、次回以降に後回しにしました。

4361LimeKilns
崖の近くの国道をドライブしていると、Lime Kilnの跡が残っていました。この辺の地層からは石灰岩が多量に取れるらしく、それを焼成したのがこのライムキルンです。もう使われてはいないのですが、できるだけ当時のままに近い形で保存されています。

4402WenlockPriory
今度は修道院の廃墟です。一時はかなりの勢力を誇っていたようですが、その財産を王家が横取りするために、中世に廃院させられてしまいました。修道院を作っていた石材は、徐々に奪われていき、他の建物(近くの村の民家とか)を建てるのに使われたそうです。

4596Wroxeter
廃墟シリーズ第3弾、今度はローマ時代の街の跡です。建物の壁が一部残っている他、浴場施設の土台などもちゃんと保存されています。本当はもっと広く街が広がっていたようで、今ではそのほとんどが道路や農地の下に埋まっているそうですが、今のところ発掘計画は無いそうです。いつかは掘るのでしょうが…

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【2007/02/28 08:51】 | 旅行(1泊以上) | トラックバック(0) | コメント(1) |
13-14/02 Leicester
2月12日にブリテン島南西端のCornwall州に出張し、その日の夜の内に電車でLondonへ戻って、そこで1泊しました。そのままManchesterへ戻るのも味気なく思われたので、2月13日の午前中にLondonから電車で北へ向かい、Leicesterという街へ行き、宿を取って14日まで観光しました。
今回はそのLeicesterの紹介です。

4111Leicester
Leicesterの商店街です。わりと大きな街で、デパートや商店街には一通りのお店が揃っていました。その他にも、露天市場がたくさんあったり。
ちなみにLeicesterはスペル通りに読むと「ライセスター」になりそうですが、本当は「レスター」と読みます。また、レスター地方は英語の訛りが激しく、レスター生まれの友人の英語は半分も聞き取れません。つまり、昔はちゃんと「ライセスター」と読んでいたのに、いつしか訛って「レスター」になったのだと勝手に予想していますが、実のところはどうなんでしょうか。

3923Council
これは市役所です。普通、イギリスで市役所というと、煉瓦造りの古めかしい建物に入っていることが多く、Manchesterもそうなっています。このように近代的なコンクリート建築の、装飾を拝し実用性に徹した庁舎は、イギリスでは初めて見ました。日本ではよく見かける、巨大で無機質なビルです。

3784CityWall
とは言え、この場所に集落が作られたのは遥か紀元前に遡る古代なので、歴史的な遺産も幾つか残されています。これはかつて市を取り囲んでいた城壁の一部です。YorkやChesterとは異なり、今ではもう断片的にしか残されていません。

3825JewryWall
ローマ時代の浴場の跡地です。壁の一部と、建屋の土台の遺構が残されています。近くには博物館もありますが、この浴場に関する展示以外にも、Leicesterの歴史全般を取り扱っており、かなりの見ごたえでした。ちなみに入場は無料、簡単なガイドブックが75p(≒180円)です。

4085GuildHall
これはギルドホールと言って、中世以来さまざまな用途に使われてきた建物です。基本的には集会場、会議場ですが、時代に応じて教会やホテル、牢獄としても使われてきたそうです。黒く塗られた木造の梁が特徴的ですね。こういう白と黒の木造建築は、主にイングランド中部でたくさん目にすることができます。

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【2007/02/22 20:30】 | 旅行(1泊以上) | トラックバック(0) | コメント(0) |
11/02 Chester
出張の谷間(先週はフィンランド、今週はコーンウォール)ですが、マンチェスターに帰ってきたついでに、チェスターという街に日帰りで出かけてきました。マンチェスターから車で1時間ほど行った街で、マンチェスターよりは小さいですが、中世以来の城壁などが残っていて、観光客は多いところです。

3522CityWall
こんな城壁が市域を四角く囲っています。昨年末に行ったヨークでも、同じように城壁がありましたが、チェスターはそれより小規模で、囲まれている面積も小さいです。一周しておよそ40分くらいでしょうか。

3500ChesterCastle
チェスター城です。入れなかったので外からしか見られませんでしたが、あまり高くないわりには面積は大きくて、要塞としてよりも住居としての意味合いが強かったのかな?と感じました。また開いている時に再訪して、実際のところを確かめてみたいものです。

3452ChesterCathedral
チェスター大聖堂はやはり赤茶色の煉瓦で覆われていました。この煉瓦はこのあたりの地域一帯(マンチェスターも含む)の特徴でしょう。

3550CathedralInside
大聖堂の内部も煉瓦です。煉瓦の色自体は暗くくすんだ感じなのですが、この大聖堂は空間が高く、開口部も大きい(ステンドグラス!)ので、実際はあまり閉塞感はありません。この日は外が晴れていたこともあり、明るい光が差し込んでいました。

3497HorseRace
街のちょっと外れに競馬場があります。今日は開催日ではなかったので、馬場の近くまで入って見られました。芝生がきれいに整備されていて、美しい風景になっていました。やっぱり緑はいいですね。

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【2007/02/19 05:31】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
04/02〜09/02 Turkuいろいろ
前回の記事で、フィンランドのトゥルクに行ってきた旨書きましたが、いくつか載せきれなかった写真がありますので、雑記みたいな感じで写真をご紹介します。

3377SAS
往復の工程は、まずマンチェスター空港からデンマークのコペンハーゲン空港へ行き、そこからトゥルクへ行くというものでした。コペンハーゲン−トゥルク間は、写真のようなプロペラ機で往復です。駐機中に風でゆらゆら揺れるので、かなり不安になりましたが、実際飛んでみると普通のジェット機と余り変わらない乗り心地でした。

3289TurkuStation
トゥルクの街の鉄道駅です。今回は飛行機での旅だったので列車には乗る機会がありませんでしたが、とりあえず駅には行ってみました。
駅の表示が"Turku"と"Åbo"って2通り書いてあります。"Turku"(トゥルク)ってのがフィンランド語で、"Åbo"(オボ)ってのがスウェーデン語です。
フィンランドではどちらも公用語になっています。フィンランド語を話す人の方が多いようですが、公共の場所では双方が併記されていました。

3218TurkuCastle
これはトゥルク城です。中世に立てられて以来、増改築を何度も繰り返してきたそうで、縦にも横にも高さにも大きな城になっています。そして建築様式も(節操無く?)ばらばらな感じです。

3246TurkuCastleChurch
城内の教会です。
上の教会に限らず、お城の中は近代的な清潔な部屋が多かったのですが、聞くところによると、第2次大戦中にロシア軍に爆撃を受けたらしく、それでかなりの被害が出たそうです。その後改築した部分がわりと多いため、近代的な調度が少なからず目に付くのかもしれません。

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【2007/02/18 20:27】 | 仕事 | トラックバック(0) | コメント(2) |
04/02〜09/02 Turku (Finland)
フィンランドの南部にある都市Turku(トゥルク)に行って来ました。仕事の関係で、現地の大学で開かれたセミナーに出席するためです。マンチェスターから、デンマークのコペンハーゲンで飛行機を乗り継ぎ、フィンランド入りです。

3168TurkuCity
トゥルクの町並みです。とてもとても寒く、道端には雪も残っています。でも降雪量はそんなに多くないようで、あまり積もってはいません。実際、今回の滞在中でも雪は降りませんでした。

3171Turkuriver
寒いので川も凍っています。川も流れがあれば凍らないそうなのですが、それでも凍ってしまっているということは、流れの少ない運河か何かなのでしょうか。或いはあまりに寒すぎて、流れがあるにも関わらず凍ってしまったのでしょうか。

3270minus19
トゥルクの中心広場に面して立つビルの夜景を撮ったものですが、現在の気温が映し出されています。見えますか?
マイナス18.7℃です。

3231TurkuDinner
セミナーの懇親会の様子です。業界関係者や大学の学生などが集まり、賑やかな夕食です。
なんとこの会は、美術館の入口ホールで行われました。乾杯の前に美術館の中もぐるっと見て回れたので、わりとお得でした。

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【2007/02/18 01:36】 | 仕事 | トラックバック(0) | コメント(0) |
一時休業のお知らせ
普段からのご愛顧有難うございます。

2月4日より2週間弱の予定で、出張に出かけてきます

その間、更新が滞ると思われますが、アングルジー島の美しい風景をご堪能下さい…

2月中旬に再開します
【2007/02/04 07:34】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
28/01 アングルジー島旅行記2
昨日に引き続き、今日もウェールズ北西部のアングルジー島を回ります。

2589LlynAlaw
まず泊まった街から山間部に車を走らせ、Llyn Alawという湖に行きました。湖の名前はウェールズ語です。
上の写真は湖の端っこで、人工的に作られた堰堤から水が落ちています。治水(洪水調節?)機能も兼ねているのでしょうか。

2631Sheep
道の両側はずっとこんな風景です。広く区切られた牧草地の中に、たくさんの羊たちが、草を食べるか寝てるかしています。気温もあまり寒くなく、風もあまり強くない日だったので、羊も気持ち良さそうです。今の季節、冬毛でもこもこですし。

2651Prysaddfed
昨日に引き続き、今日も紀元前に作られた埋葬墓の遺構に行ってみました。2つありますが、手前側の方は、上に乗せられていた巨石が崩落してしまっています。アングルジー島にはこの種の遺跡が数多く残っており、全て回ろうとすると2日間ではとても足りません。

2727Penrhos
というわけで、今度は青銅器時代のものと推定されている立石遺跡です。高い山と海の両方を見渡せる丘の上に毅然と立っている一組の立石。片方は斜めに傾いていますが、丘の上を吹いていく風にびくとも動きません。何千年、この同じ風景を見下ろしてきたのでしょう。

2851Lighthouse
ウェールズの北西端に位置するこのアングルジー島の、さらに北西端に立つ灯台です。道の下は断崖絶壁で、急な階段を下りていくと灯台の入り口近くまでは近づけます。たぶん夏のオンシーズンは灯台まで入れるのでしょう。
崖の下は高い波が渦巻いていて、なかなかの恐怖です。

3033Llanfairpwll
アングルジー島の出口近くにある「スランヴァイルプルグウィンギルゴゲリフウィルンドロブルランティシリオゴゴゴホ」駅です。Wikipediaによると、世界で最も長い一単語の駅名だそうです。
こういう面白い場所なので、観光客が集まりやすく、駅舎の外には駅舎の何倍も大きいお土産屋が立っていました。一応、ウェールズ名産の手工芸品などを置いています。

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【2007/02/04 07:29】 | 旅行(1泊以上) | トラックバック(0) | コメント(0) |
27/01 アングルジー島旅行記1
今週末はウェールズの北西の端っこ、三方をアイルランド海に囲まれたアングルジー島に旅行してきました。ウェールズに行くのは昨秋に続き2回目、アングルジー島に上陸するのは初めてです。マンチェスターから車で2時間で島に上陸です。

2743Anglesey
島の典型的風景。羊か馬が飼われている牧草地があり、その向こうには海が広がっています。森は少なく、丘の起伏に応じて広い視界が開ける、見通しのいい風景が続きます。

2155BeaumarisCastle
まず、島の東端にあるボーマリス城に行きました。中世にイングランドとウェールズの紛争に際して作られた城の大部分が残っています。
城内の回廊もちゃんと保存されていて、中世城郭の仕組みがよくわかります。銃眼ごとに小部屋があったり、声のよく響く教会堂があったり。とにかく立体的に入り組んだ構造でした。

2394penmon
今度は島の北東端、ペンモンという岬です。石でごつごつした浜辺が、アイルランド海の高波に洗われています。灯台までの道は波に呑まれています。船で行くんでしょうか?

2459Moelfre
次は島の北端に近いモエルフレという街のはずれ、スリグウィの教会遺跡です。12世紀に作られた小さい教会堂が、牧草地の中に今でもひっそりと残っています。屋根はもうなくなっていますが、地下室の遺構などが残されており、往時の信仰生活を垣間見ることができます。

2467Lligwy
すぐ近くにあった埋葬墓の遺構です。平らな巨石が、環状の立石の上に乗っかっています。紀元前のものが1908年に発掘されたそうですが、素晴らしい保存状態で残されています。

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【2007/02/03 19:32】 | 旅行(1泊以上) | トラックバック(0) | コメント(0) |
26/01 ラーメン
大学から部屋に帰る途中にある中国系のスーパーマーケットで日本の食材が売られていることは、去年のうちに記事に書きましたが、今日はそこで仕入れたラーメンを作ってみました。

1896Hinofukumenn
「日の福麺」という日本語の名前がついているのですが、日本で見たことないラーメンです。(僕がイギリスに来た昨年9月以降に新発売された製品でしょうか?)
余談ですが、日本でおなじみの「出前一丁」はこちらでも売られているのですが、通常の味の他に「札幌ラーメン味」「博多ラーメン味」「すき焼き味」「海鮮風味」と多彩な品揃えがあります。日本ではそんなにありましたっけ?

1898Rahmen
で、その「出前一丁」は麺が日本のラーメンとは違って、妙に細いのです。中国では細麺が好まれるのでしょうか?(中国系スーパーのお客さんはほとんど中国人なので、中国人の好みに合わせていると思われます)
細麺もけっこういけるのですが、今回の「日の福麺」は日本のラーメンと全く同じ麺でした。味も同じで、ついつい日本を思い出します。おいしくできました。

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【2007/02/02 01:14】 | 生活 | トラックバック(1) | コメント(0) |
プロフィール

Author:kazuna
東京都葛飾区に住み、北区王子へ通勤する技術系会社員。
趣味はオーケストラ、外国語勉強、将棋、野球を観に行くこと、サッカーをTVで見ること、外国で挙動不審な散歩。

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